10/21(金)、会員事業者へ向けた、ICTサポート制度の説明会を実施しました。

　説明会には、ストラテジクスマネジメント㈱より講師の先生にお越しいただき、制度の概要及び内容、実際の活用事例についてご説明いただきました。
　それを踏まえて、ＩＣＴ施工の自社内製化の重要性やそのサポートプロセスなど、業界への浸透に向けた段階的なプランを提示され、聴講者の関心が集まっていました。

　その後、建設業協会員であり、本説明会の開催についてもご尽力くださった森下建設㈱の森下社長より、自社におけるＩＣＴ導入の経緯や、ＩＣＴ導入による恩恵がなければ施工が難しい、丁張等の作業が困難であった法面の事例や、３D図面やマシンガイダンスによる、駆け出しの重機オペレーターのサポートなど、ＩＣＴのメリットと今後の変化への対応の必要性をご説明いただきました。
　また、それに伴って、０からのＩＣＴ導入を会社単独で行うことの難しさや、それを補うパートナーの重要性についても言及されました。

　本説明会には会員事業所より２３社、２６名もの出席をいただき、業界内での関心の高さがわかります。

　将来的に公共工事において積算上ＩＣＴ施工が織り込まれる見込みであるなど、ＩＣＴの導入は不可欠の状況となりつつあります。

　当協会としては、今後ともICTの普及に向け、こうした取組を続けて参りますので、ご協力の程よろしくお願いいたします。